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島根県・松江「ぼてぼて茶」

Category : 国内
振り茶を飲んでみたい、と島根県は松江にゆく。


伺ったのは松江城の南側、お堀沿いに立つ「塩見茶屋」さん。


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テラス席のすぐ横をお堀めぐりの舟が渡って行き、
なんとも優雅な雰囲気を味わえます。
が、猛暑真っただ中な今回は室内で我慢です。



特別にお願いして、泡立てるところからみせていただきました。

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こちらが塩見茶屋さんの「ぼてぼて茶」。
番茶に花を加えることで、泡立ちがよくなるそうです。

細い茶筅の先に塩をつけ、茶椀の両側を軽く叩くように茶筅を動かします。

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このときに茶椀をたたく音が「ぼてぼて」と聞こえることが、
「ぼてぼて茶」の由来だそうです。

と、みるみる細かい泡が。

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30秒ほどでお茶がクリーム状の泡で覆われました。

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このお茶椀に具を入れていただきます。

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この日は、十穀米に黒豆、たくあん、高菜、椎茸、高野豆腐、
そして「野焼」と呼ばれるかまぼこを添えていただきました。
季節によっては竹の子なども添えられるそうです。

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ほんの少しの塩味と、煮だしたお茶の香ばしさ、
そして歯ごたえのいい具が相まって、とても味わい深い。



そもそも松江のお殿様が鷹狩りに出かけられる際、
片手で食べられる食事として供されたのが始まりだとか。
また昔は各家庭で食事と食事の合間(ハシマ)に空腹しのぎとして、
その日ある食糧や食材を放り込み食したそうです。
お客さまをもてなすときは、数種類の具を用意し、
そこからお好きなものを選んでもらった、とか。

他にも、たたらに従事する人々から広まった、など様々な説があります。
が、「松平不昧公」で知られる松江の地に、
こうした庶民のお茶が残ることはとてもおもしろい。



塩見茶屋さんは独自に開発された「ペットボトルぼてぼて茶」を、
この7月から販売されています。

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この時は残念ながら品切れでしたが、
松江城をイメージしたパッケージ入り6本セットもあり。
塩分も摂れるので熱中症防止にも最適だとか。



おまけ。
出雲空港にて。
吉田くんが!
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「島根は鳥取の左です」
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